【FGO】島原の乱の指導者 天草四郎!キャラ紹介【性能・評価】
この記事では『FGO』のキャラクター、「天草四郎」の性能と評価、そしてキャラ自身について紹介します。
天草四郎とは?
天草四郎とは江戸時代初期に飢饉や重税に苦しむ民衆たちが立ち上がり、一揆を起こした島原の乱の指導者。
しかし、今の環境を変えるべく幕府に挑んだ民衆たちは天草四郎を含め皆殺し。
『Apocrypha』の天草四郎はこれがきっかけとなり、とある野望を抱くとなる。
天草四郎の野望、それは「第三魔法を用いて全人類を不老不死の存在に変えて全ての人類を救済」すること。
本来、ルーラークラスの条件のいくつかに、「現世に何の望みもないこと」とある。
ゆえにこのような野望を抱く天草四郎がルーラークラスとして呼ばれることはあり得ないのだが、アインツベルンが聖杯戦争のルールを無視した弊害で召喚されることとなった。
天草四郎の性能と評価
天草四郎 基礎ステータス
天草四郎の基礎ステータスはルーラーらしくHP寄りのステータスとなっている。
同じ星5ルーラーのジャンヌ・ダルクと比較するとステータス・スキルも含め攻撃寄りの性能を所持している。
スキルのスター継続獲得・NP増加・敵サーヴァント行動不能やBusterカードの強化などのアタックのサポートが多く含まれていることから、その性能の傾向を表している。
このようにスキル自体には問題のないサーヴァントではあるのだが、クラス特性が足を引っ張ってしまっている。
ルーラーのクラス特性はバーサーカー・アヴェンジャーを除いた他クラスの攻撃を全て半減させる非常に強力な補正効果を持っている。
攻撃側の倍率も110%と他クラスと比較しても高いほうではある。
しかし、クラス相性が有利なのはムーンキャンサーというエクストラクラスに加え、現状はこのクラスのサーヴァントは「BB」一人だけである。
更に天草四郎は基礎ステータスを見てわかる通り、ATKはそれほど高くはない。
いくら攻撃寄りのスキルを持っていてもそれを活かすための性能を持っていないのが難点。
これは天草四郎が悪いのではなく、あくまでルーラークラスである弊害と呼んだほうがいいだろう。
事実スキル自体はトップレベルの性能を持っているのだから。
天草四郎 霊基再臨素材
天草四郎 保有スキル・スキル強化素材
スキル強化優先順位:「洗礼詠唱」>「神明裁決(偽)」>「啓示」
正直にいうと天草四郎のスキル強化優先順位は少々難しいです。
僕なら、まず宝具を撃ちやすいようにNPの増加量を上げることができる「洗礼詠唱」を強化することから始め、次はサーヴァントの行動不能・Bastarカードを強化することが可能な「神明裁決(偽)」を強化します。
そして最後は「啓示」と。
どのスキルも非常に強力なものばかりで優先的に強化するのはどれかと悩まされます。
他にも天草四郎を本命として使うわけではなく、あくまでサポートとして使用するなら、「啓示」を一番始めに強化するのもアリです。
スターを継続的に獲得できるのは結果的に周りのサーヴァントの強化に繋がります。
啓示A
天草四郎の「啓示」は毎ターン、スターを獲得できるスキルです。
「啓示」単体ではその効果を実感するほどの効果を発揮しづらい点はありますが、他サーヴァントや礼装を組み合わせることにより、クリティカルを出しやすい環境を作り出すことは可能です。
例えば、ジャックのようなQuickによる通常攻撃で星を多く吐き出すことができるサーヴァントをパーティに入れたりすると、「啓示」の効果を活用しやすくなります。
または「啓示」と同じ効果、つまりは継続的にスターを獲得できるスキルを組み合わせるのもいいですね。
礼装なら、「2030年の欠片」を装備させると効果的です。
洗礼詠唱B+
天草四郎の「洗礼詠唱」は毎ターンNPを獲得し、さらには死霊や悪魔といった敵の宝具ゲージを確率で減らす効果を持っています。
言うまでもなく「洗礼詠唱」の本命はNP増加の効果です。
最大20%のNPを獲得し、さらにはそれが5ターンという非常に長い間隔で効果が持続します。
スキルのリキャスト時間は最短でも10ターンと長く感じますが、元々のスキルの効果時間が長いので、それほど気になるものではありません。
この効果の利点は何よりも宝具を撃ちやすい環境を作り出せる点にあります。
天草四郎はQuick・Arts・BusterによるNP獲得率は平均的ではありますが、エクストラアタックのみヒット数は法外の7ヒットと高く、全体的に見れば優れたNP効率を誇っています。
つまり、もともと宝具が撃ちやすい性能を所持しているのです。
「洗礼詠唱」の効果はその後押しに使える効果であり、天草四郎の宝具回転率を上げたい場合は真っ先に強化すべきスキルです。
最後に死霊と悪魔のチャージ率の効果についてですが、こちらを使うことはほとんどないでしょう。
使うとしても全体攻撃ができる「大型ゴースト」のときぐらいでしょうか。
神明裁決C+
神明裁決(偽)C++
天草四郎の「神明裁決(偽)」はスキル強化クエストをクリアすることによって「神明裁決」が強化され変化したスキルです。
本来あった敵サーヴァントを行動不能状態にするに加えて、Busterカード性能をアップが付与されることとなりました。
倍率も最大30%と中々に高く、効果の持続ターン数も3ターンと長めです。
問題があるとすれば、使い時を判断しなければならない点でしょうか。
スタン効果をメインに使うか、それともBusterカード性能アップのほうをメインに使うかはクエスト次第になるでしょう。
この効果を両方両立して使う場合は宝具使用時期も照らし合わせないといけないので、最悪宝具回転率を損なう結果になりかねないです。
天草四郎 宝具【双腕・零次集束】
天草四郎の宝具、「双腕・零次集束」は敵の強化状態を解除してから、宝具ダメージが入る希有な効果持っています。
つまりは敵が無敵・回避・防御アップバフなどの効果が付与されていたとしてもまずは強化状態を解除することから入るので、必ず宝具ダメージが入ります。
効果自体は非常に強い効果を持ってはいますが、肝心の宝具ダメージはルーラークラスゆえにそれほど高くはありません。
それどころか、かなり低めです。
それは宝具強化後でも変わりはありません。
しかし、「神明裁決(偽)」によるBusterカードの強化も行えば、種火クエストに出現するHPが低めの金腕ぐらいは撃破する性能まで上昇させることが可能です。
総評 耐久力が高いサブアタッカー
天草四郎はアタッカーを務める他サーヴァントと比較すると確かに火力不足な点があることは否めません。
しかし、天草四郎の長所は何よりもクラス補正による耐久力だと断言します。
さらに確かに火力は低くありますが、宝具回転率は高く、スキルによる強化で火力も向上されています。
戦闘における場残り性能が高いサブアタッカーとしてなら、十分に運用が可能です。
加えて高難度クエストでも活躍することができる性能を持っています。
例えば、「天草四郎」・「ジャンヌ・ダルク」・「マーリン」という編成にすれば、攻撃・防御・回復のすべてをこなせる上に、戦闘で倒れにくいパーティへと変貌します。
敵の攻撃が苛烈ですぐに味方が倒れてしまう、そんなときに打って付けのパーティといえるでしょう。
他にも長期戦に強い面も持ち合わせています。