【FGO攻略】絶対魔獣戦線バビロニア:第二節 人類最古の城塞都市【ネタバレ】
前回のあらすじ。
魔獣の襲撃によって窮地に陥った主人公一行。しかし、突如現れたエルキドゥによって窮地を逃れた。
その後はエルキドゥの案内でウルクを目指すのであった。
それでは第二節、人類最古の城塞都市のストーリー内容を追っていきましょうか!
メソポタミアの現状
更なる魔獣の襲撃から逃れるために、廃墟を抜け出した一行ら。
しかし、エルキドゥは主人公たちを連れて、南東にあるウルクを目指すのではなく、北に向かう。
南東に別の女神が勢力を築いており、そこを通るのは危険。
ゆえ、避けて通るのだと皆に説明する。
そしてメソポタミアの現状についてもエルキドゥは説明を続ける。
今のメソポタミアは十二の城塞都市の8割が壊滅。
都市を滅ぼされ、生きる場所を追われた民たちは皆、ウルクへと身を寄せ合い、ただ滅亡のときを待ち続けるだけなのだと。
マシュはメソポタミアを乱している人物は何者か、その者は聖杯を所持しているのか疑問を投げる。
しかし、この疑問に答えられるものはいない。
そこにはどうしても憶測が飛び交う。聖杯を所持しているか否かについては自分自身の目で確かめるしかないからだ。
それとここのストーリーでマシュのセリフの中にこんなものがある。
「メソポタミア神話には『魔獣たちの母』とされる大女神が存在します。」
マシュたちの疑問に対してエルキドゥはこれを否定する。
聖杯は誰の手にも渡っていない。ただ圧倒的な力を持つ存在によってメソポタミアは窮地に陥っているのだ。
それが三女神。
突然と現れた三女神同盟によってメソポタミアの大地は6割も奪われてしまった。
現われた三女神は今までの特異点で遭遇した神霊(エウリュアレ、ステンノなど)とは違い、神としての霊基を持ち合わせて、メソポタミアの地へと降臨したのだ。
そして今まで戦ってきた魔獣たちはその配下または子供。
彼女たちの詳細は謎とされているが、その目的だけは明瞭。
それは人類抹殺である。
『後の歴史に繋がる人類をここで絶えさせる』
それこそが、三女神の目的なのだ。
魔術王と全く同じの目的にマシュは女神という存在は人間の味方ではないのかと声を荒げれる。
これもまたはエルキドゥは否定する。
神が人間の味方であったときなどない。神にとって人という存在はただの労働力に過ぎない。
たしかに神と呼ばれる存在には人間を愛する者も存在する。
しかし、それは神の多機能性によるただのロジックエラー。つまりは誤作動とエルキドゥは評する。
「たとえば大女神イナンナ。ああ、アッカド語ではイシュタルですね。」
「あの女神は神らしからぬ支離滅裂な性質をしています。豊作を愛し、人を愛し、戦を愛し、不平等を愛する。」
「人間を愛していると語りながら、人間同士の殺し合いである戦争を好むとか、矛盾しているでしょう?」
エルキドゥは人間たちの窮地、現状を分かりやすい場所があると言い、そこに連れて行く。
そこには、城壁に群がる数千頭の魔獣たち。その北部にはその数十倍の魔力反応。
それを押しとどめる兵士たちの姿。これが人類の希望、そして最後の砦。絶対魔獣戦線バビロニアと。
この猛攻を浴び続けながらも、いまだ人間型の死傷者は魔獣よりもはるかに劣っているようだ。そんな光景に驚きつつもウルクへと向かう一行。
エルキドゥの裏切り
ウルクへと向かう。しかし、そんな言葉を余所に何故かエルキドゥの歩行はウルクから離れていく。
これには一同も疑念を抱く。しかし、まだ様子を見る頃合いなのか逡巡する。
そこに謎の男と少女との遭遇。男は自身たちのことを遭難者といい、目的にたどり着くことが出来ずに迷っていたのだと言を回す。
そしてこの地が魔獣の女神のお膝元と称した。
エルキドゥはウルクへと向かっている最中なので同行するか質問する。
このことは男も願ったり叶ったりと了承の意を示す。しかし、名前もわからない人物たちと同行するのは些か不安。
そこでお互いに自己紹介をしようと提案する。だが、男と少女は分け合って名乗ることが出来ない。そこで君たちの名前だけでも聞かせてくれないだろうかと。
それに主人公が自身の名前を、そしてマシュが自分の名前とエルキドゥを紹介する。
エルキドゥの名を聞いたとき、男は頭をひねらせる。
なぜなら、この時代のウルクはギルガメッシュ王が不老不死の霊草探索から帰還したときの年代なのだ。
ギルガメッシュが不老不死の霊草を求めたきっかけになったのが友エルキドゥの死によってである。
ゆえにこの場にエルキドゥがいるはずもないのだ。
偽物か本物かどちらかわからないが、エルキドゥは嘲笑する。
なんと、このエルキドゥはわざと女神の下へと赴き、彼らの絶望の淵へと立たせてやろうと画策していたのであった。
もう戦いは避けられない。しかし、このエルキドゥは間違いなく、神の兵器としてふさわしい性能を有している。
カルデアのメンバー戦闘力では彼に立ち向かうことが出来ない。
この彼らの窮地に謎の男の進言によって少女アナが彼らに手を貸しエルキドゥとの戦闘へ移行する。
謎の男の正体とは?
エルキドゥには勝てない。そう判断したアナによって彼に幻覚を見せて一行たちは撤退することに成功する。
謎の男は語る。
三女神の調停役であり、ウルク民にとっての裏切り者、それがエルキドゥ。魔獣たちの指揮者でもある、あの少年こそが魔術王の配下なのだと。
そんな語りとはべつに何故かフォウ君が木によじ登る。
謎の男の正体、それはブリテン島の大魔術師マーリンその人であったのだ。
しかも何故かサーヴァントとして存在しているらしい。
でもそれはおかしい。マーリンは理想郷アヴァロンの中に塔を作って幽閉されているのだ。
だが、マーリンはその時代に自分という存在が生まれていなければ、それは死と同義。だからこそ、自分はこの場にサーヴァントとして顕現していると説明する。
ほかにもマーリンを召喚したマスターもこの時代に存在している。今はその男に仕え宮廷魔術師として任を務めているようだ。
もう一人の少女アナは聖杯の影響によって呼ばれたはぐれサーヴァント。
二日ほど前からともに行動しているみたいだ、アナのほうは不本意らしいが。
しかしいろいろとDr.ロマンに言われている彼であったが、これほど頼もしい仲間も存在しないだろう。彼もこれからはカルデア一行と共に人理焼却を防ぐ手伝いをしてくれると約束してくれた。
魔獣たちの強襲を退けながらウルクへと急ぎ足で向かう一行。
マーリンはカルデアに所属する彼らのやることの詳細を上げる。
まずは、この時代に送られた魔術王の聖杯を探し出し、これを回収。
次は三女神の打倒。これをしない場合は最悪、人理定礎が修復されない危険性があるので見過ごすことも出来ない。
そしてマーリン自身も今自分が仕えている王様からの命により『天命の粘土板』を探していたようだ。
そんな説明を続けているとDr.ロマンから一つの質問が飛ぶ。
ウルクを治めているのはギルガメッシュ王なのかい?と。
マーリンはこの問いに対して意気揚々に答える。
「ああ、あのギルガメッシュ王だとも!古代王の中でもとびきりの暴君!」
「神々は偉そうだからと縁を切る!そして国中の美女は我のもの、世界の財も我のもの!」
「王の意見に賛同しても死、反対しても死、という理不尽な王様だ!」
一部セリフ抜粋
マシュとマーリンによるギルガメッシュ叙事詩の解説が始まる。
そこからまた日にちが経った。
レイシフトしてから三日目のこと。ついに彼らはウルクへと到着したのだ。
ウルクへと入るためには検問を通らなければならないが、難民としてウルクへと来たのだと説明して問題なく彼らは通ることに成功。
そしてまず目に入るのは市の様子だが——
目に映るのはすさまじいほどの賑わいだった。魔獣からの猛攻を受けているとはまるで思えない様子。
誰もがうなだれず生きるために努力する姿がそこにあったのだ。
これにて第二節は終了。
まとめ
何というか、エルキドゥは裏切るかぁって感じでしたね。まあ、もしかしたらとは思っていましたが、まさかね。
第二節の話で驚いた下りはウルクの兵士の強さでしたね。小型戦車に対抗できる人間って何ですか?
鋼の錬金術師のキング・ブラッドレイ大総統ですか。
第三節はプレイ済みなので次はそちらを投稿しますね。
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