【FGO】水着玉藻(ランサー)の評価!扱いが難しくピーキーな性能だが男性相手に強い
この記事では『FGO』のキャラクター、水着玉藻(ランサー)の性能、当時から現在に至るまでの詳細な評価について紹介します。
◆1.水着玉藻(ランサー)の当時の評価は?
水着玉藻(ランサー)とは2016年の8月頃に実装された初の水着サーヴァントの一人です。
更に期間限定、初の水着回イベント。その頃の夏は何かと注目が集まり、よく話題に上がるキャラが彼女でした。
その中でよく言われていたことは「水着玉藻は弱い」の一言です。
原因は色々とありましたがその理由の一つとして性能がピーキーであることです。
スキル一つで多様な効果を持っている特殊な構成。
良く言えば多種多様な動きが可能であり、選べる選択が多いこと。
悪く言えば器用貧乏。
二つ目は第二ピックアップガチャで登場した水着アルトリア(アーチャー)と比較されていた。
別にクラスが被っているわけでもなく、比較対象としてよく挙げられていましたね。
これには水着アルトリア(アーチャー)は当時にしては強すぎたという理由もあって、それなら何故水着玉藻(ランサー)も水着アルトリア(アーチャー)と同程度の性能になっていないのかという不満がプレイヤー間で爆発した原因もあると思います。
しかしあくまでそれは当時の評価。現在の評価はどうなのか?
実際に水着玉藻(ランサー)の性能を確認し、効果説明を交えながら紹介します。
◆2.水着玉藻(ランサー)の性能
水着玉藻(ランサー)の基本ステータスはHP偏重型であり、ATKは星5ランサーの中で下から2番目の低さです。(星5ランサーで最もATKが低いキャラはエレシュキガル)
攻撃時に獲得するNPはランサーの中でもトップクラス。しかしArtsは1枚しかないのでヒット数が4もあるQuickで稼ぐ場合が多いです。例としてArts始動のAQQEXなどが最もNPを効率よく回収できます。
水着玉藻(ランサー)でNPを稼ぎたいならArts始動が基本と覚えておきましょう。
更に水着玉藻(ランサー)の標準的なスター発生率ですがそれに反して高いヒット数のおかげでスターを稼ぎやすいメリットも存在します。
2.1 ビーチフラワーEX
「ビーチフラワーEX」の攻撃力強化の倍率は大体カリスマと同じです。
第2の効果の男性を対象にしたスター発生率の倍率は非常に高く、強力なものですが効果を活かすためにはそれ用の編成をしないと使う機会が少ない何とも言えないスキルです。
大体の人は攻撃強化を目的に使用する場合が多いと思います。僕もそうです。
2.2 真夏の呪術A
「真夏の呪術A」は魅了スキルの中でも最上位に位置する強力なスキルです。
まず魅了は男性・女性問わずに確定100%で入るうえに敵単体の防御力を下げるデバフ効果もあります。
しかし対魔力や弱体耐性アップなどで弾かれる場合もあります。
その防御ダウンのデバフ効果もオマケというわけでもなく、最大で30%の防御ダウンを付与する強力なもの。更に効果持続が3ターンも。
呪い状態付与ははっきり言って微々たる効果なのもこちらはオマケ効果ですね。
最後のデメリット効果である敵単体のチャージを1増やす効果。これは使用する場面によってデメリットの重さが異なります。
まず魅了メインで使用する場合は相手のチャージを見て使用する機会を伺い、デメリット効果を不発に終わらせることが可能ですからそこまで重くはありません。
相手の宝具チャージが終わった時点で使用するか、もしくはチャージがあと1で貯まる前に使うか。
そして次に防御デバフメインに使用する場合。
これはダメージを加速させるためになるべく早めに使用したいのですがデメリットのチャージ1増加が実に面倒な要素になります。
そのデメリットを回避するために、宝具を撃たせずに速攻撃破も一つの手ですね。
2.3 女神変生B
「女神変生B」は水着玉藻(ランサー)の中でも最も扱いにくいスキルです。
効果は無敵付与・クリティカル威力アップ・スター発生率アップ・NP獲得量アップ・弱体耐性アップ・回復量アップとこれほど多くのスキル効果を一つにまとめたスキルは類を見ないです。
更に効果倍率もどの効果も最大50%強化。多種多様なスキル効果を持ちながら、効果倍率は低いわけでもなし。
ではなぜ扱いにくいスキルに挙げられるのか?デメリットのスキル使用後の1ターンスタン付与のせいか?
扱いにくい理由の一つにまず効果全てを活かせる機会が低い点です。
まずは無敵付与をメインで使用する場合。
水着玉藻(ランサー)が相手をする敵は基本アーチャーです。チャージ速度が早いアーチャー相手には無敵付与がある「女神変生B」は残しておきたいスキルですね。
次にNP獲得量アップをメインで使用する場合。
こちらNP獲得量アップを目的に使用する方法ですね。水着玉藻(ランサー)はNP効率に優れた要素を持っているので獲得量アップの効果も合わさると大量のNPを獲得できます。
防御に使用するか攻撃に使用するか、僕の場合は無敵メインで使用していますけどね。
そして残りのクリティカル威力アップ・スター発生率アップ・弱体耐性アップ・回復量アップはあくまでオマケ程度。
率直に言ってこれらの効果をメインに使用する機会はほとんどないのではないかと。
スター発生率アップはNP獲得量アップをメインに使うときに効果を発揮しているとは思いますが、それ以外となるとどうなんでしょうね。
いやクリティカル威力アップはワンチャンスあるかな?と思ったけどスター集中がないんですよねー。
様々な強力な効果、それらを全て両立して使用できるのが最善ですがそう上手くはいかないです。
効果そのものが色々と噛み合っていない、それが僕の意見ですね。
そして最大のデメリットである1ターンスタン付与。やはりこのデメリットは重いです。
弱体耐性アップ・回復量アップの効果を無くしてもいいから、このデメリットを削除してほしいと当時は思ったものです。
もしくは弱体耐性アップ・回復量アップの代わりにスター集中をください。
それだったらクリ関連全部持っているパーフェクト水着玉藻(ランサー)の完成。
2.4 宝具 常夏・日除傘寵愛一神
「常夏日光・日除傘寵愛一神」は男性を対象とした特攻宝具です。
相手を選ぶ宝具ではありますが、発動条件を満たした相手なら強力な宝具へと変貌するタイプのものですね。
男性を対象にした特攻宝具を持つのは水着玉藻(ランサー)以外にもオリオン・メイヴ・エウリュアレなどが代表的ですね。
では宝具1の場合の与ダメージを特攻有り無しで比較してみましょうか。
この宝具ダメージは「ビーチフラワーEX」と「真夏の呪術A」の攻撃バフと防御デバフも含んだダメージ表記とします。
クラスは相性は有利、また天地人による属性相性は抜きとして考えます。
特攻無し:平均宝具ダメージは69938。
特攻有り:平均宝具ダメージは174847。
特攻有り無しではこれだけのダメージ差があります。特攻有りのほうは高い宝具ダメージであると判断できますが特攻無しのほうは宝具のダメージとしては低いのか?
その判断が付きにくいですよね?では比較対象として簡単に宝具レベルをあげれるジャガー・マンと比べてみましょうか。
ジャガー・マンの平均宝具ダメージは87300。
やはり水着玉藻(ランサー)は宝具に関しては特攻ありきのサーヴァントであることがわかりましたね。
◆3.水着玉藻(ランサー)の現在の評価は?
FGOではヒット数の多さはキャラクターの強さに直結しているといっても過言ではないほどヒット数は重要です。
そして水着玉藻(ランサー)はヒット数が多い上にクラススキルの恩恵もありNP効率も高く、スターの発生率も高い。
つまり基礎ステータスが高いので継続的に火力が出しやすく宝具一発屋になりにくい利点があります。
宝具も男性相手には高威力の宝具ダメージを出せるため、相手を選ぶがアタッカーとしても申し分はありません。
それと当時と比較しても男性キャラは増大したのもあり、特攻効果を活かせる場所が増えたのも水着玉藻(ランサー)の評価が上がる要因ですね。
更にスキルによる味方全体の攻撃強化・魅了・防御デバフ・無敵付与など。
攻撃、防御、相手の妨害と多様な動きが可能な性能を持っています。
ですが同時にスキルによるデメリット、また効果が発揮しにくいスキル効果などもあり、一概に優れているというわけではありません。
まあ、僕の意見としては面白い性能だとは思いますが。当時もこのスキル欄を見たときは運営も試行錯誤しているんだなという気持ちを抱きましたからね。
中には当然の意見というべきかこういうピーキーな性能にするぐらいなら「魔力放出」のような汎用性に優れたスキル効果にしてくれという意見もちょくちょくとありましたね。