【Shadowverse】天狐ビショ嫌いな人ほど知ってほしい!デッキ構築と社の欠点を紹介!
現環境、「シャドウバース」をプレイする上で避けられない強デッキ天狐ビショ。恐らく多くのプレイヤーの人達はこのデッキに対して不快感を持っているはずです。
だからこそ、そんな人ほどこの天狐ビショのデッキをよく知るべきです。今回は天狐ビショの構築&要の天狐の社について解説しますがその前に今回の記事はローテーションを前提に紹介していますのでご注意を。
◆1.天狐の社の恐ろしさとは?
まず天狐ビショを説明する前に重要なカード、「天狐の社」について説明します。
天狐の社は前回のパック、「起源の光、終焉の闇」に同封された4コストアミュレットカードです。
効果内容は二つ。
一つ目は相手の場にフォロワーが存在する場合、リーダーもしくは味方フォロワーの体力が回復する度に敵フォロワーに2ダメージを与える。
二つ目は相手の場にフォロワーが存在しない場合、リーダーもしくは味方フォロワーの体力が回復する度に敵リーダーに2ダメージを与える。
この効果がどの程度凶悪なのか、それを簡単に説明すると「原初の竜使い」を更に除去しにくくしたようなものだと思ってください。
現状のローテはアミュ破壊のカードが少なく天狐の社を破壊されにくい環境下にあります。
更に天狐の社とシナジーが合うカードが今弾から多く実装されたため、結果的に天狐ビショの強化に繋がりました。
ではどのようなカードが天狐の社と相性が良いのか、代表的なものを紹介します。
1.詠唱:白牙の神殿
2.ケリュネイア
3.七宝石の姫・レ・フィーエ
この三つのカードの中でも白牙の神殿は3コスカウントダウンアミュとコストが低く、出しやすいうえにラストワードで6/6スタッツの大翼の白竜を場に出す強力なカードです。
PP3で白牙の神殿を出しPP4で天狐の社に繋げると対戦相手側としてはやりにくくて仕方がありません。
他にも今弾から実装されたレ・フィーエはターン終了時、自分のリーダー&味方フォロワー全員を1回復する効果があります。
しかもこの効果は永続効果。レ・フィーエを処理されても効果を発揮し続けるので、天狐の社も同様に常時効果が発動するオマケつき。
常に2点バーンはやはり強力すぎます。大型フォロワーを置いても回復しながら処理されるなど。
とまあ、大体の人は天狐ビショを使わずともこのあたりの事情は身をもって体感していると思います。
では次に天狐の社の弱点とは何かを説明します。
◆2.天狐の社の弱点 アミュ破壊
天狐の社はアミュレットのカードなので破壊されたら、当然効果も発動しなくなります。
現在ランクマッチ&フリーマッチで多くのデッキがニュートラルカードの熾天使の剣を入れています。
これのエンハンス効果はフォロワー&アミュレットをコストに関係なく破壊できる汎用性の高いカードです。
しかしエンハンス効果を使用するためにはPP6が必要なので、コスト4の天狐の社を熾天使の剣で破壊する場合はテンポロスになります。
率直に言って、このカードはそれほど怖くはありません。例えばPP6でこのカードを使用されてもこちらはリーダーを攻撃していけるので、圧倒的に有利が取れます。
ですが中にはコスト1で天狐の社を破壊できるカードも存在します。
それが「天罰の神父」です。天罰の神父は進化時にフォロワーもしくはアミュのどちらかを破壊できる強力なカードです。
進化権を切るだけでコスト1のフォロワーが天狐の社を破壊するのは最もやられたくない行動です。
天狐ビショを対策したいなら、同じビショを使用したほうが断然楽という。
2.1 天狐ビショは天狐の社を引けないと弱い?
これもアミュ軸のデッキタイプでよく言われることなのですが、キーカードの天狐の社を引けないと弱いという意見です。
そもそもな話、天狐の社を引けないという事態が少なくありませんか?
ドローソースが豊富にあるビショップは事故りにくいです。
封じられた法典や星導の天球儀や愚神の礼賛など優秀なカードが多く、デッキ圧縮に優れているので大体の場合は早い段階で天狐の社を引けます。
これ以外にも通常ケリュネイアには攻撃時アミュレットカードを手札に加える効果もあるので、事故る確率は低いです。
それに仮に天狐の社を無くても天狐ビショはそれなりに戦えます。
これが厄介で、個々のカードパワーが高いから意外と天狐の社無しでも戦えるのです。当然あったほうが強いですが。
2.2 ダメージ無効で無力化
天狐ビショ同様に現在ランクマッチで流行しているロイヤルなどには味方全体にバーンダメージ無効効果を付与するフォロワーが存在します。
この手の効果を持つフォロワー相手には天狐の社を1ターン限りですが、完全に無力化できるため、場合によっては逆転の機会を与えることもあります。
またこの効果を最も上手く活かせるのは自分有利で盤面を進めているときですね。
◆3.天狐ビショの欠点は?
今度は天狐の社ではなく天狐ビショというデッキそのものに焦点を合わせて紹介しますが、その前に僕が現在使用している天狐ビショのデッキを説明の参考にします。
こちらは天狐ビショミラーを意識したデッキ構築となっています。ではこのデッキもそうですが、天狐ビショに通じる欠点を説明します。
1.序盤の動きが弱い
デッキ内容を見ると1・2コスのフォロワーが少なく、デッキ圧縮&ドローに費やすため序盤の動きが弱くなります。
特に先攻アグロエルフ相手の場合はフェアリーを展開されるだけでも中々キツイものがあります。
序盤に置ける守護もなく除去手段も天罰の神父や漆黒の法典やロレーナぐらいしかありません。愚神礼賛は先攻アグロ相手には効果発動が遅すぎるので除外しています。
でも先攻愚神礼賛の場合は十分アリです。
つまりは展開型のアグロデッキに弱い欠点を天狐ビショは持っています。勿論疾走型のアグロデッキも苦手ですが展開型よりかはまだ相手ができます。
2.複数の大型フォロワーの処理が苦手
1体程度の大型フォロワーなら、いくらでも処理手段がありますが2体以上となると話は別です。
正直これは欠点と言っていいのか難しいですね。複数の大型フォロワーの処理が難しいのはどのデッキにも言えることなのではないかと考えているからです。
3.終盤で一気に勝負決めるタイプとは相性が悪い
終盤で一気に高打点を与えるデッキと勝負が長引いた場合は少々相性が悪いです。
ですがこれは構築次第である程度の欠点を解消できます。
◆4.天狐ビショの対処方法とは
天狐ビショの対処方法はいくつかあります。
一つは先攻を取ること。先攻取って自分の盤面を先に築き上げることで相手の行動を抑止します。特にロイヤルのような展開型のデッキタイプなら先攻・後攻で勝手がまるで違います。同様にアグロエルフも。
二つは終盤に勝負を決める。ドラゴンなら疾走大型フォロワーでダメージを一気に稼ぐ。最近ならジャバウォックが流行っていますが、実際あれは中々辛いものがあります。
三つはアミュ破壊。天狐ビショが強い点はやはり天狐の社というアミュレットの存在が大きいので、これを破壊してしまいます。
ニュートラルなら熾天使の剣ですが、これを早々に使うのはおすすめしません。あくまで勝負が長引き、PPに余裕があったら使用していくのがいいと思います。
ですが相手の動きが弱いと感じたとき例えば天狐の社と2・3コスフォロワーしかいないなど、そんな場合は使うのも十分アリです。
またロイヤルなら魔導狙撃士・ワルツから浄化の聖弾を手札に加えることが出来るうえにコストも5と天狐の社と差がないので相性が良いですね。